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2026 年 7 月 27 日

「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産登録|奈良県4件目、法隆寺からつながる奈良の歴史文化

お知らせ

2026年7月26日、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録が決定しました。奈良県では「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」に続く4件目の世界遺産です。生駒郡斑鳩町の法隆寺との歴史的なつながりや、奈良県全体の歴史文化の魅力についてご紹介します。


「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録、誠におめでとうございます。

2026年7月26日、韓国・釜山で開催された第48回ユネスコ世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」を世界遺産一覧表に記載することが正式に決定されました。

奈良県にとっては4件目となる世界遺産の誕生です。

長年にわたり、世界遺産登録に向けて文化財の調査・研究、保存、環境整備などに取り組んでこられた関係者の皆さま、そして地域の皆さまに心より敬意を表します。

奈良県4件目となる世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」

「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県の明日香村、橿原市、桜井市にまたがる19の構成資産からなる文化遺産です。

飛鳥宮跡や藤原宮跡を中心に、飛鳥寺跡、石舞台古墳、キトラ古墳、高松塚古墳など、日本の歴史を語るうえで欠かすことのできない遺跡が含まれています。

およそ6世紀末から8世紀初頭にかけて、日本は中国大陸や朝鮮半島との交流を通じて、政治制度や文化、建築・土木技術などを取り入れながら、中央集権国家としての仕組みを形成していきました。

「飛鳥・藤原の宮都」は、そうした日本の国づくりが進んでいった過程を現在に伝える、大変貴重な文化遺産です。

今回、その価値が世界に認められたことは、奈良県民として大変喜ばしく、誇らしく感じています。

奈良県には4つの世界遺産

奈良県には、今回登録された「飛鳥・藤原の宮都」を含め、4件の世界遺産があります。

「法隆寺地域の仏教建造物」

「古都奈良の文化財」

「紀伊山地の霊場と参詣道」

「飛鳥・藤原の宮都」

これだけの世界遺産が県内各地に存在していることは、奈良が日本の歴史や文化の形成において、いかに重要な地域であったのかを物語っています。

奈良市だけでなく、飛鳥・藤原、吉野、そして生駒郡斑鳩町まで、県内のさまざまな地域に世界に認められた文化遺産が残されています。

生駒郡斑鳩町には世界遺産・法隆寺

私の地元である生駒郡斑鳩町には、世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」があります。

法隆寺地域の仏教建造物は、法隆寺と法起寺から構成され、1993年に日本で最初に世界遺産登録された資産の一つです。

特に法隆寺は、世界最古級の木造建築群が現在まで残る、日本を代表する文化財です。

そして、今回世界遺産となった飛鳥と斑鳩は、決して別々の歴史を歩んできた地域ではありません。

飛鳥時代、仏教文化が広がり、日本の国としての形が整えられていく中で、飛鳥と斑鳩は深いつながりを持って発展してきました。

聖徳太子ゆかりの法隆寺を有する斑鳩と、古代国家形成の中心となった飛鳥・藤原。

今回の世界遺産登録を機に、それぞれの文化財だけを見るのではなく、その背景にある奈良県内の歴史のつながりにも、より多くの方に関心を持っていただければと思います。

世界遺産を「点」ではなく奈良県全体の魅力へ

今回の登録は、「飛鳥・藤原の宮都」にとって大きな節目ですが、世界遺産登録そのものがゴールではありません。

大切な歴史や文化財を守り、次の世代へ確実に受け継いでいくことが何より重要です。

同時に、世界遺産を奈良県全体の観光や地域振興につなげていく視点も必要だと考えています。

飛鳥・藤原を訪れた方に、奈良市や吉野、そして生駒郡斑鳩町の法隆寺にも足を運んでいただく。

反対に、法隆寺を訪れた国内外の方に、飛鳥・藤原まで足を延ばしていただく。

県内各地の文化遺産を「点」として発信するだけでなく、それぞれの歴史的なつながりを一つの物語として発信していくことが、奈良県の大きな強みになると思います。

滞在時間の延長や県内周遊にもつながり、地域経済や観光振興という面でも大きな可能性があります。

世界に誇る奈良の歴史文化を未来へ

日本で最初に世界遺産登録された資産の一つである「法隆寺地域の仏教建造物」から、「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」、そして今回の「飛鳥・藤原の宮都」へ。

奈良県には、日本という国が歩んできた長い歴史を現在に伝える文化遺産が数多く残されています。

これらは、先人の皆さまが長い年月をかけて守り、受け継いでこられた奈良県の大切な財産です。

世界遺産登録を一つの契機として、文化財の保存と継承をさらに進めるとともに、奈良県の歴史文化の魅力を国内外へ発信し、県内各地域への周遊や地域の活性化につなげていくことが重要です。

私自身も奈良県議会議員として、世界に誇る奈良の歴史と文化を次の世代へしっかりと受け継ぎ、その価値を奈良県全体のさらなる発展につなげられるよう取り組んでまいります。

改めまして、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録、誠におめでとうございます。

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