2023 年 3 月 26 日
【奈良県議会議員こむらなおき】リニア中央新幹線【奈良県新駅】
ブログ
(引用:JR東海)
奈良県議会議員 小村尚己です。
今回は知事選の争点の1つでもあるリニア中央新幹線について書かせていただきます。
みなさまは新谷寅三郎という方をご存じでしょうか。
新谷寅三郎先生は奈良県出身の衆議院議員で、第二次田中角栄内閣の運輸大臣を務めた方です。
リニア中央新幹線の基本計画は1973年(昭和48年)に決定されました。その基本計画は起点を東京都、終点を大阪府とし、経由地として山梨県甲府市付近、愛知県名古屋市付近、そして『奈良県奈良市付近』と決定されました。リニア中央新幹線が奈良県を経由するために尽力したのが奈良県出身の新谷寅三郎先生でした。
東京・名古屋・大阪の三大都市圏を超高速で結ぶリニア中央新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づいて進められる国家プロジェクトです。
日本の大動脈として経済の発展に寄与してきた東海道新幹線は開業から半世紀以上も経ちました。そして、この国の大動脈である東海道新幹線は静岡県を中心に地震防災対策強化地域を走っています。万が一、東海地震などの巨大地震により東海道新幹線が止まってしまっても、リニア中央新幹線がバイパスとしての役割を担ってくれます。災害に強い国を目指すためにも、大動脈の二重化であるリニア中央新幹線はとても重要なのです。
そして、リニア中央新幹線の全線開通により、東京・名古屋・大阪間が約1時間で行き来することができるようになれば、今まで以上に各都市間の結びつきが強まり、世界でも類を見ない超巨大都市圏が誕生します。
(引用:奈良県)
奈良県はすごく魅力的です。私自身も地元斑鳩町の法隆寺をはじめとする歴史ある寺社仏閣を巡り、自然に触れられる奈良県がとても好きです。国内外問わずにたくさんの方々に観光に訪れていただいております。
リニア中央新幹線駅が奈良県にできることにより更なる観光客の増加が見込めるでしょう。奈良県の魅力をもっと多くの方々に知っていただくチャンスとなります。
現在、リニア中央新幹線駅の候補地は奈良市付近、大和郡山市付近、平城山駅付近となっております。その中でも、大和郡山市付近を私自身は推しております。既存のJR大和郡山駅はJR奈良へ1駅、そして地元・斑鳩町のJR法隆寺駅にも2駅です。そして、リニア中央新幹線中間駅の建設費はJR東海の負担です。
生駒郡4町には魅力的な場所や食文化があります。
斑鳩町:日本初の世界文化遺産である法隆寺地域の仏教建造物
安堵町:うぶすなの郷TOMIMOTO、重要文化財中屋住宅、四弁花
三郷町:信貴山城跡や龍田大社、朝護孫子寺をはじめとする寺社仏閣、のどか村
平群町:いちご古都華や100年以上ある椹原地区のぶどう、長屋王や島左近など歴史人物関連スポット
その他にもまだまだたくさんの観光スポットがありますし、地元の食材を使った飲食店も増えています。
生駒郡4町の魅力をより知ってもらうにはリニア中央新幹線の奈良県経由、そして大和郡山市付近駅が重要になります。
そして、リニア中央新幹線の全線開通は14年後の2037年ともうすぐそこに迫ってきております。
(引用:奈良県)
50年前に新谷寅三郎先生が奈良県のために尽力してくださったことを必ず実現させ、私も地元のために貢献できる議員にならなければいけないと改めて思いました。
奈良県議会議員 小村尚己 (話:小村/書:スタッフ)