2023 年 12 月 1 日

西和医療センターの移転候補地が斑鳩町に決定！

活動報告

１２月議会が開会し、西和医療センターの移転候補地が斑鳩町に決定したことを県が発表しました。
JR法隆寺駅の南側、興留９丁目、１０丁目付近です。

西和7町内で最適地は、どこかを考えかつ生駒郡内に建設されるよう尽力してまいりました。

９月議会では、恣意的な選定にならないよう繰り返し質問し、知事も恣意的な選定にならないこと、客観的観点から選ぶことを強調しておりましたので、今回の選定は、知事が変わったから斑鳩町を選んだのではなく、地域のみなさまにとって最適な場所となるよう、西和７町が納得する場所を選ばれました。

常時１０００人以上の医療従事者を雇用する病院が建設されることの経済効果、病院を中心として周辺道路や駅周辺の整備。地域医療を支える病院が建設されることにより、健康づくり、福祉的な観点からもまちづくりはすすんでいきます。

これから斑鳩町は劇的に変わっていきます。生駒郡も波及的に変わっていきます。
『生駒郡を力強く前へ』
地域のみなさまのために、これからも本当に必要なものは何かを見極め、まちづくりを加速させるため頑張ってまいります！

比較検討結果はこちらです。（引用：奈良県）

①アクセス性（９項目×５点＝４５点） ３２点で１位
・（公共交通） ＪＲ法隆寺駅はＪＲ王寺駅に次いで利便性が高く、駅から病院へのアクセスも良い。
・（自家用車） 西和７町の中心から比較的近く、周辺道路の混雑も少ないため、自家用車でのアクセスは良好。
・（緊急時） 緊急輸送道路から進入路を確保できる。また、救急車等の進入やドクターヘリによる患者搬送に 支障がない。

②敷地条件（６項目×５点＝３０点） ２５点で１位
・土砂災害警戒区域には該当せず、想定浸水深は３㍍未満。
・建物が配置しやすい傾斜のない整形地で、来院者駐車場等も含め十分な病院用地を確保できる。また、将来的な拡張性もある。
・良好な療養環境を阻害する施設はほとんどなく、医療施設整備に伴い周辺地域の活性化等も期待できる。

③整備スケジュール（５項目×５点＝２５点） １６点で２位
・現時点で用地取得への同意が見込まれ、早期の用地取得の見通しが立てられる。
・既存施設は農業用倉庫やビニールハウスのみで、補償交渉に要する期間が短い。
・盛り土は必要だが、大規模な造成工事は不要。
・高さ制限の緩和、市街化区域への編入は必要。農振地域の農用地区域だが、埋蔵文化財包蔵地ではない。
・隣接施設への工事期間中の騒音・振動等の影響が少ない。

④整備費用（４項目×５点＝２０点） １６点で３位
・市街化調整区域を含み、土地単価は高額にならない。
・多額の移転補償費が必要となる大型物件はない（農業用倉庫やビニールハウスのみ）。
・十分な敷地を確保できるため、地下駐車場などの特殊な付帯工事は不要。
・盛り土は必要だが、大規模な造成工事ではなく、造成費は少額。また、浸水対策用のアクセス道路整備等不要。

合計８９点で１位（２位は平群町で８０点、３位は三郷町で７８点。当初案のJR王寺駅南側は６８点。）